２０１８年度 第１回定例会・３月議会 一般質問 甲斐高之 資料
３月19日（月）1番目 １０時～
２．地域ビジョン会議について
①地域ビジョン会議の経過について
市内を１３地域に分け、それぞれ地域で活動している団体などから委員を選出していただき、支所職員を中心とした事務局とともに会議を重ねてきています。私も顧問として大南地域ビジョン会議に参加しています。どの会議でも、仕事や家事などに一段落つけてからの夜の時間にもかかわらず、熱心に論議していただき、感謝の言葉しかありません。地域で何らかの役を持っていたり、仲間のみなさんと地域の中で日頃より活動されていたりする方々ですので、地域の事情をよく知っていて、これからの地域に対する思いもたくさん出てきました。また今回、坂ノ市地域や明野地域、鶴崎地域などの地域ビジョン会議通信を拝読させていただきました。どの地域もまちづくりに対するあふれんばかりの思いが紙面に書き込まれていました。ある地域では、意見交換をする際に作ったグループ名を｢チーム〇〇｣として、グループ内にいる方のニックネームにしていたり、まちづくりの視点となる言葉を親しみやすい言葉にして入れ込んでいたりと、身近なこととしてこの会議を捉え、取り組んでいただいていることがわかりました。それだけ熱意をもって取り組んでいただけている会議なのだと改めて感じました。
◎そこで質問します。これまでの地域ビジョン会議の経過についてお聞かせください。
②地域まちづくりビジョン策定までについて
平成２９年５月の地域ビジョン会議の準備会議からスタートして、これまで４回ほどの会議を行ってきています。次回の予定は５月頃とうかがっています。
◎そこで質問します。今後の地域まちづくりビジョン策定までの取り組みについてお聞かせください。
(例)地域ビジョン会議のこれまでの経過、そして、今後の地域まちづくりビジョン策定までの取り組みを答弁していただき、地域ビジョン会議に参加している方たちだけの意見ではなく、形としては、地域のみなさまの声も反映していこうとしている点に安堵しました。すでに回覧されているものを私自身も見ました。ビジョン通信自体はカラー印刷で見やすいのですが、アンケート用紙は、文字も小さく、少々かたい感じの文書形式となっていました。これでは、意見を書いてみようと気軽に取り組めないのではないかと思いました。すみません。しめ切りが４月１６日まででしたので、より目立つ工夫や親しみやすい文言で発信したり、記述式だけではなく選択式も取り入れたりと、さらに工夫され再度アンケートを取られることを要望し、次の質問にうつります。
③地域まちづくりビジョンの実現について
前段で申し上げたように、本当に熱心に議論を交わしていただいた会議です。参加された委員のみなさんの思いがこもった会議です。そして、数回の会議を重ね論議を積み上げたことで、参加された委員の方々の思いが高まり、自分の地域でこれからどんなまちづくりが実現していくのか、みなさんが期待しています。委員のみなさんが実現を待ち望んでいます。提言を出した後、どのように実現していくのか楽しみにしているのです。言葉は適切ではないかもしれませんが、行政の｢本気度｣が試されていると思います。多くの委員さんが中心市街地だけではなく、周辺地域にも予算をもっと使って欲しいと思っています。一つ目の質問で取り上げた交通手段の形成にしても、多くの地域で、このビジョン会議の中で論議されています。地域の特性に応じた事業をどのように実現していくのか、ビジョン会議を立ち上げ論議したからこそ、みなさんの関心が高まっています。今後、まちづくりビジョンの実現に対しての道筋がはっきりしないまま、時間だけが経過してしまったのでは、これも言葉が適切ではないかもしれませんが、｢絵に描いた餅｣になってしまい、地域の方々を落胆させることになってしまうおそれがあります。ぜひとも時間をかけても地域の特性に応じて事業を実現させていっていただきたいと願います。
◎そこで質問します。地域まちづくりビジョンの実現に向けての取り組みについて、見解をお聞かせください。
◎地域まちづくりビジョンの実現に向けての行程と視点についてわかりました。予算が絡んでくることですから、すぐに実現しますと言えないことも理解しています。提言を受けてから、来年度に向けて、少しでも具体化していけるように、これまで積み上げてきた地域と行政の対話を、提言提出後も、支所単位などで論議の継続ができる体制の構築を要望し、次の質問にうつります。
執行部側の答弁も含めて、大分市議会による議事録はこちらでご覧いただけます。